藤田被告に無期懲役求刑=「過去に例のない凶悪事件」―「ルフィ」強盗指示役・東京地裁



フィリピンを拠点とした「ルフィ」などと名乗る指示役らによる広域強盗事件で、実行役らに指示したとして、強盗致死罪などに問われたグループ幹部藤田聖也被告(41)の裁判員裁判の公判が5日、東京地裁(戸苅左近裁判長)であった。検察側は「過去に例のない凶悪事件」として無期懲役を求刑。弁護側は有期刑が相当と訴え、結審した。判決は16日。

検察側は論告で、藤田被告は東京都狛江市で女性=当時(90)=が死亡した事件で実行役がバールを暴行に使うことを認識していたと指摘。一連の強盗事件すべてに計画段階から関与し、司令塔として中心的な役割を果たしたと主張した。

その上で「自らの手を汚すことなく、実行役を道具のように使い捨てながら多額の利益を得た。過去に例のない凶悪で重大な事件だ」と非難した。

弁護側は最終弁論で、藤田被告は従属的な立場で強盗事件に関与し、報酬もなかったとして「ほう助犯にとどまる」と改めて訴えた。

最終意見陳述で藤田被告は被害者らに謝罪の言葉を述べ、「お金に困って闇バイトに手を出そうという人は思いとどまってほしい」と話した。

〔写真説明〕東京地裁=東京都千代田区

2026年02月05日 16時53分


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