農林水産物、輸出1.7兆円=12%増、過去最高も目標未達―25年



農林水産省は3日、2025年の農林水産物・食品の輸出額が前年比12.8%増の1兆7005億円だったと発表した。トランプ関税の影響が懸念された米国向けや、水産物輸出規制が残る中国向けも前年を上回り、13年連続で過去最高を更新した。ただ、政府が同年の目標としていた2兆円には届かなかった。

政府は20年、輸出額を25年までに2兆円、30年までに5兆円に拡大する目標を設定。達成に向けては、輸出先の多角化や供給力の強化が一段と求められる。

輸出先上位10カ国・地域は、いずれも前年比で金額が増加。首位は米国で、13.7%増の2762億円と全体の17.3%を占めた。抹茶を含む緑茶が82.6%増え、輸出先でトップとなった。香港、台湾に次ぐ4位の中国は3年ぶりに伸び、1799億円。主にニシキゴイやビール、丸太の輸出が増加した。

品目別では、金額ベースで緑茶(357億円増)やホタテ貝(211億円増)、ブリ(113億円増)などの伸びが大きかった。一方、ホタテ貝加工品(59億円減)やリンゴ(58億円減)などは減少した。

【時事通信社】 〔写真説明〕米国で需要が急増している抹茶=2025年7月、カリフォルニア州バークレー(AFP時事)

2026年02月03日 09時15分


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