
滋賀県東近江市(旧湖東町)の湖東記念病院で死亡した男性患者に対する殺人罪で服役後に再審無罪が確定した元看護助手西山美香さん(46)が国に約2300万円の賠償を求めた訴訟の控訴審が17日、大阪高裁(長谷部幸弥裁判長)で結審した。判決は6月25日。
原告側は、検察官が取り調べで、相手に迎合的な供述をする西山さんの特性を十分に検討しなかったと主張。検察による起訴は違法だったなどと訴え、国側は控訴棄却を求めている。
一審大津地裁は2025年7月、県警の取り調べを違法とし、県に約3100万円の賠償を命じる一方、検察の起訴については、「相応の合理性がある」と述べ、国に対する請求を棄却。県への賠償命令は確定し、原告側が敗訴部分について控訴していた。
〔写真説明〕大阪高裁=大阪市北区
2026年03月17日 16時50分