
「判決は200点満点だ」。猟銃所持許可の取り消しを巡る訴訟で逆転勝訴が確定した原告の池上治男さん(77)は27日、東京都内で記者会見し、「ハンターに寄り添った結論で、非常に良い判決だった」と喜びを口にした。
判決言い渡し後の午後3時40分ごろ、最高裁正門前で弁護団が「逆転勝訴」「猟銃返還へ」などと書かれた紙を掲げると、集まった支援者から拍手が湧き起こった。池上さんは「ハンター目線で常識的な判断をしてくれて良かった。長い闘いが終わった」と笑顔を見せた。
記者会見では「判決には(自身が)陳述で語った内容が書かれていた。何度もうなずきながら聞いた」と言い渡しの場面を振り返った。約7年ぶりに猟銃が手元に戻ることについて問われ、「ハンターにとって銃は魂です」と胸を張った。
弁護団の中村憲昭弁護士は「非常に有意義な判決。弾丸が到達する恐れの解釈だけでなく、有害駆除で発砲するハンターの安全なども考慮した上で、妥当な判断を下してくれた」と評価した。
〔写真説明〕猟銃所持の許可取り消し処分を巡る上告審判決で逆転勝訴が確定し、記者会見で笑顔を見せる池上治男さん=27日午後、東京都千代田区
〔写真説明〕猟銃所持の許可取り消し処分を巡る上告審判決で逆転勝訴が確定し、記者会見で笑顔を見せる池上治男さん(右から2人目)=27日午後、東京都千代田区
2026年03月27日 19時49分