上司名字の印鑑で公文書偽造=容疑で調査官を書類送検―国税庁



上司の名字が入った印鑑を使い公文書を偽造したなどとして、国税庁は27日、有印公文書偽造・同行使容疑などで、東京都内の税務署に勤務する上席国税調査官の50代男を東京地検に書類送検した。

東京国税局は同日付で調査官を停職6カ月の懲戒処分とし、調査官は同日辞職した。「申請の処理が進まず、仕事が遅いと思われるのが嫌だった」と話しているという。

送検容疑は、2021年2月~25年6月、上司の名字が入った認印を使って押印し、公文書の「酒類販売業免許通知書」を偽造するなどした疑い。

同国税局によると、調査官は、本来再提出が必要な納税者からの提出書類を勝手に書き直したり、偽造がばれないよう自宅に書類を持ち帰ったりもしていたという。

上司が昨年6月、調査官が業務で扱う文書を確認した際、自分の名字で勝手に押印されていることに気付き、発覚した。

山吹友則・東京国税局国税広報広聴室長の話

国民の信頼を損なうこととなり、深くおわびする。職員の非行の未然防止について、より一層の徹底を図る。

2026年03月27日 21時22分

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