非常に長い尾羽の鳥類化石=1.2億年前、新種に分類―中国



中国遼寧省の約1億2100万年前(白亜紀前期)の地層から、非常に長い2本の尾羽がある鳥類の化石が見つかり、新属新種に分類された。米シカゴのフィールド自然史博物館や中国山東省の天宇自然博物館などの研究チームが28日、米科学誌プロスワンに発表した。

化石は全身の保存状態が良く、体の長さは約15センチと小柄だが、2本の尾羽は30センチ近くある。研究チームは性別判定は困難としながらも、おそらく雄で尾羽を振って雌にアピールしていたとの見方を示した。

鳥類は大きな分類では恐竜の仲間で、約6600万年前(白亜紀末)に絶滅した系統と、現代の鳥類につながる系統に分かれる。化石は絶滅したエナンティオルニス類の新属新種に分類され、学名は鳥類保護に尽力した父子の学者にちなみ、「バンコ氏の羽が生えた竜」を意味する「プルマドラコ・バンコオルム」と付けられた。

〔写真説明〕中国遼寧省の約1億2100万年前の地層から見つかった新種鳥類の化石(左)と想像図。非常に長い2本の尾羽が特徴(米シカゴのフィールド自然史博物館提供)

2026年05月28日 18時06分


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