高温ガスの噴出を観測=銀河系中心のブラックホール付近から―アルマ電波望遠鏡で・米大



銀河系(天の川銀河)の中心にあるブラックホール付近から高温ガスが噴出している様子を観測したと、米ノースウェスタン大の研究チームが8日までに発表した。日米欧などが南米チリの高地で運用するアルマ電波望遠鏡による観測成果で、論文は国際的な天体物理学誌アストロフィジカル・ジャーナル・レターズに掲載された。

大規模なブラックホールは付近から「ジェット」や風と呼ばれる高温ガスが噴出する。遠くにある場合は全体像が分かり、数多く観測されている。しかし、「いて座Aスター」と呼ばれる銀河系中心のブラックホールは、銀河系内部にある地球から中心方向を観測するのが難しく、はっきり捉えたのは初めてという。

〔写真説明〕銀河系中心のブラックホール付近から高温ガス(青色)が噴出し、一酸化炭素の低温ガス(オレンジ色)の分布が円すい状に一部欠けている様子(画像下半分)(チャンドラX線天文衛星やアルマ電波望遠鏡で観測、米ノースウェスタン大など提供)

2026年06月08日 16時11分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース