「戦争知らぬ政権に危機感」=安保文書提言で被団協・田中代表委員



日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)などは24日、オンラインで記者会見を開いた。政府の安全保障関連3文書の年内改定に向け、自民党と日本維新の会がまとめた提言について、田中熙巳代表委員(94)は「政権のほとんどが戦争を知らない世代で、危機感を感じる」と語った。

自民は提言で、米国の核抑止力を重視。田中さんは「核抑止とは、必要な場合には使うということ。大量殺人をやるのが核兵器で、国の方針とすることには大反対しなければ」と強調。維新が非核三原則の「持ち込ませず」に「現実的検討を行うべきだ」としたことには、「危険を感じる。若い政治家は背景を学んでほしい」と求めた。

「戦争の具体的な姿を知らない世代が政権を握り、日本の在り方に戦争を前提にするとか、軍事力を強くするとかで声を大きくし始めている」と懸念。「政治の指導者は、核兵器は使っても、存在させてもいけないと心に決めるべきだ」と訴えた。

〔写真説明〕オンラインで記者会見する日本被団協の田中熙巳代表委員=24日午後

2026年06月24日 17時48分


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