「キャプテン翼」「ラーメン」=日本文化が外国人サポーターを魅了―各地で青いユニホーム・W杯サッカー



【ヒューストン時事】「なぜ、そのユニホームを?」。サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会。日本戦が行われた米ダラスとヒューストン、メキシコ・モンテレイの各会場では、目を引く光景が広がっていた。日本代表のユニホームに身を包む外国人サポーターの多さだ。その理由を聞いてみた。

「キャプテン翼」「ラーメン」。どこか楽しげに答えが返ってきた。アニメや日本食への親しみが、サムライブルーを応援する動機につながっていた。個別の選手の名前を挙げる声も少なくない。「強いから応援する」というシンプルな理由もあった。

中でも、モンテレイでのアニメ人気は群を抜いていた。スタジアム周辺には、日本代表のユニホームやキャプテン翼のキャラクターが描かれた青いTシャツ姿のメキシコ人の姿があちこちにあった。スタンドは日本びいきのファンで埋まり、対戦相手チュニジアの応援をかき消した。

「子どもの頃から見てきた」。メキシコシティから訪れた会社員エイドリアン・ディアズさん(40)は日本文化に30年以上親しんできたと胸を張り、好きなアニメに「ドラゴンボール」と「聖闘士星矢」を挙げた。「素晴らしいコンビネーションのゴールだった」。4―0で勝利した試合を振り返り、「ナガトモ、レジェンド!」と親指を立てた。

日本食の人気も根強い。米カリフォルニア州のエンジニア、ロバート・ロブレスさん(38)は日本の1次リーグ3試合すべてを現地観戦。東京と大阪、京都を訪れたことがあるといい、「とんこつラーメンと和牛が素晴らしかった」と笑った。

ヒューストンの高校で女子サッカーに打ち込むルーシー・シモンズさん(17)は久保建英選手のファン。けがでの欠場を惜しみ、「日本に行ったらラーメンとすしを食べる」と目を輝かせた。

香港出身でカナダ国籍のジェフリー・ラムさん(33)は「アジアでいま、一番強いのは日本だ」と語る。欧州サッカーのファンだといい、好きな選手を聞くと、鎌田大地選手やけがで代表から外れた三笘薫選手の名前を迷いなく挙げた。

アニメや日本食といった「ピッチの外の日本代表」も、サムライブルーを支える力になった。

〔写真説明〕往年のデザインの日本代表ユニホームでチュニジア―日本戦の観戦に来たメキシコ人(左)=6月20日、メキシコ・モンテレイ 〔写真説明〕チュニジア―日本戦の開始前、「日本」と書かれた鉢巻きや日本代表のユニホームなどを着て盛り上がる外国人=6月20日、メキシコ・モンテレイ 〔写真説明〕日本代表のユニホームを着た外国人サポーター=6月14日、米ダラス

2026年07月02日 16時40分


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