
SNS型投資詐欺事件の詐取金をマネーロンダリング(資金洗浄)したなどとして、警視庁犯罪収益対策課は2日までに、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑などで、中国籍で会社役員の林軍容疑者(44)=東京都荒川区東日暮里=ら男女7人を逮捕した。認否を明らかにしていない。
同課によると、7人は詐取金のマネロンを請け負うグループのメンバーとみられ、管理する複数の口座には半年間で計約2億円が入金されていた。いずれも米国から振り込まれた詐取金とみられ、同課が実態解明を進める。
ほかに逮捕されたのは会社役員藤田進(54)=品川区東大井、いずれも中国籍の会社役員続曲(43)=豊島区東池袋、会社員姜媛媛(47)=千葉県市川市=各容疑者ら。
逮捕容疑は2023年9月、米在住の詐欺被害者が日本の法人口座に振り込んだ約19万4000ドル(約2800万円)を隠匿。別の法人口座に送金した上、正式な取引を装って引き出した疑い。
林容疑者が指示役とみられ、他のメンバーが現金の引き出しなどを担っていた。米国から振り込まれた現金について、銀行側から問い合わせを受けた際、「精密機器の輸出で得た代金です」などと説明。最終的に、都内2カ所の郵便局でほぼ全額を引き出していたという。
〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区
2026年07月02日 12時49分