
東京都北区の区立滝野川第三小学校で、児童ら11人が重軽傷を負った火災で、40代の女性教員が、火元とみられる校舎4階の音楽準備室で干していた洗濯物について、「私服で、(火元近くにあった)電気ストーブも私物」と説明していることが2日、分かった。同小の高草木政浩校長らが記者会見し、明らかにした。
高草木校長らによると、先月28日に入院中の女性教員から話を聞いたところ、火災当日、校舎1階にある家庭科室で私服を洗濯し、準備室で干していたと説明。以前から、金管バンドで使う楽器を拭くタオルなどを洗濯していたという。女性教員は通常、午前6時ごろに出勤。他の教員らは洗濯について把握していなかった。
同校長は、なぜ私服を洗濯していたかは確認できていないとしつつ、「服務上、適切ではなかった」と述べた。
警視庁滝野川署によると、これまでの捜査で、火元付近には焼けたストーブと複数のサーキュレーターなどがあった。同署は失火容疑で捜査している。
〔写真説明〕6月19日、火災のあった滝野川第三小学校で消火活動する消防隊員ら=東京都北区
2026年07月02日 22時35分