
広島県の横田美香知事は23日、小泉進次郎防衛相が核抑止を巡り「タブーなく議論する」と発言したことに関し、「厳しい安全保障環境にあっても被爆地の思いをしっかりと受け止めていただきたい。非核三原則を堅持し、外交の力で核抑止からの脱却に全力を尽くしていただきたい」とする声明を出した。
被爆者は小泉氏の発言に反発している。広島被爆者団体連絡会議の田中聡司事務局長(82)は、これまでの取材に「許すことのできない発言だ。私たちの願いと政府がこれだけ乖離(かいり)したのはかつてない」と強調。「核兵器が使われるかもしれず、人類が滅亡の方向に向かうのか、平和の道に進むのかの分かれ道に立っている状況だ」と憤った。
〔写真説明〕広島県の横田美香知事=2025年12月、東京都千代田区
2026年07月23日 20時12分