カンボジア拠点詐欺で再逮捕=「かけ子」移送で起訴の暴力団組員―警視庁



カンボジアの特殊詐欺拠点から総務省職員などを装って電話をかけ、現金約250万円をだまし取ったとして、警視庁特別捜査課は20日までに、詐欺容疑で、指定暴力団住吉会系組員山尾輝斗容疑者(26)=所在国外移送誘拐罪で起訴=を再逮捕した。「弁護士と相談する」と認否を留保している。

拠点詐欺の報酬は山尾容疑者が受け取っていたとみられ、同課は暴力団の資金源になっているとみて実態解明を進める。

再逮捕容疑は1月上~中旬、名古屋市の職業不詳の女(20)や北海道釧路市の無職の女(22)らと共謀し、京都府の20代男性に、総務省職員や警察官を装って「携帯番号が不正契約の疑いがある」「マネーロンダリングの疑いがあり、潔白を証明するために口座の現金を調べる必要がある」と電話して約250万円を振り込ませた疑い。

同課によると、山尾容疑者は東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一帯周辺で、ホストクラブで借金を抱えた女性や生活に困窮した男性らに、詳細を明かさず東南アジアでの仕事を提示。詐欺拠点に送り込んでいたとみられる。

〔写真説明〕女らが「かけ子」をしていた、カンボジアの町ポイペトにある特殊詐欺拠点とみられる建物周辺(警視庁提供) 〔写真説明〕女らが「かけ子」をしていた、カンボジアの町ポイペトにある特殊詐欺拠点とみられる建物周辺(警視庁提供) 〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区

2026年10月20日 11時39分


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