
東京・上野の国立科学博物館で27日、医師・細菌学者野口英世の生誕150年を記念する企画展「感染症への挑戦
過去・現在・未来」が始まった。同館は2008年に野口博士の生涯をテーマとする企画展を開催。今回は細菌やウイルスなどによる感染症と研究の歴史を解説する中で博士の業績を紹介している。来年2月28日まで。
野口英世記念館(福島県猪苗代町)を運営する野口英世記念会の倉根一郎理事長(元国立感染症研究所所長)は26日の報道内覧会で、野口博士の感染症研究史に残る二大業績は、梅毒の神経症状の原因が細菌の梅毒スピロヘータ(トレポネーマ)だと解明したことと、南米ペルーの風土病「オロヤ熱」と「ペルーいぼ」は症状が違っても同じ細菌で起きると証明したことだと説明。「100年後でもきちんと残る発見をしたのは偉大なことだ」と話した。
〔写真説明〕野口英世生誕150年記念企画展の内覧会で業績を説明する野口英世記念会の倉根一郎理事長=26日午後、東京都台東区の国立科学博物館
〔写真説明〕野口英世生誕150年記念企画展の展示。野口博士がアフリカでの実験に使った医療器具=26日午後、東京都台東区の国立科学博物館
2026年10月27日 17時12分