防犯カメラに走り去る2人組=数時間前にも姿、下見か―東京・練馬の強盗



東京都練馬区大泉町の民家に2人組の男が押し入り、住人の60代男性が首を絞められた事件で、現場付近の防犯カメラに事件直後、走り去る2人組の姿が映っていたことが30日、関係者への取材で分かった。

カメラには、この数時間前にも周辺をうろつく2人組が映っており、下見していた可能性がある。警視庁石神井署は容疑者の可能性があるとみて、逃げた2人の行方を追っている。

事件は30日午前2時40分ごろに発生。1人暮らしの男性が2階で就寝中、目出し帽をかぶるなどした2人に首を絞められ、殴られた。

関係者によると、付近の防犯カメラには同2時47分ごろ、不審な2人組が民家近くを南東に走り去る様子が映っていた。それぞれ黒と灰色の上下スエットのような姿で、うち1人は黒のリュックを背負っていた。

また、29日午後8時40分~9時35分ごろにも同じ防犯カメラに背格好の似た2人組が映っていた。帽子やマスクを身に着け、片手にスマートフォンのようなものを持ってうろついており、周辺を下見していた可能性がある。

同署によると、男性を襲撃した2人は終始無言で、事件後は徒歩で逃走した。男性は「現金がなくなった」と話しているという。

〔写真説明〕東京都練馬区の強盗致傷事件で、事件数時間前の防犯カメラに映った現場周辺を歩く2人組(一部、画像処理しています)(近隣住民提供)

2024年11月30日 21時41分


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