
世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王座統一戦で暫定王者のノニト・ドネア(フィリピン)に勝った堤聖也(角海老宝石)が試合翌日の18日、東京都内で記者会見を行った。世界5階級制覇の実績を持つ難敵を激闘の末に2―1の判定で退け、「生き残れた。戦えたことが光栄」と敬意を込めて語った。
試合後は家族と過ごし、午前5時すぎに就寝。目覚めてから病院で治療を受けた。鼻を骨折した影響などでサングラスは掛けられないそうで、「悲しい姿で会見します」と腫れた顔で苦笑した。
最も対戦したい相手を聞かれると、階級を上げて大みそかにWBAバンタム級の挑戦者決定戦に臨む井岡一翔(志成)を挙げた。
【時事通信社】
〔写真説明〕試合から一夜明けて記者会見するWBAバンタム級王者の堤聖也=18日、東京都豊島区
2025年12月18日 18時53分