
新大関の安青錦が22日、東京都江東区内で記者会見し、「巡業で新大関とアナウンスされて実感が湧いた。皆さんの声援がいつもより大きくて、うれしかった」と喜びを語った。
11月の九州場所で初優勝を遂げ、ウクライナ出身では初めての大関に。所要14場所での昇進は年6場所制となった1958年以降の初土俵で、付け出しデビューを除けば最速。次々と記録を塗り替えるスピード出世を続けているが、「もう一つ上(横綱)を目指したい」と口ぶりは冷静だ。
初場所(来年1月11日初日)では、2場所連続の賜杯獲得を狙う。「大関に上がったから、何かを変えるとかは考えていない。今まで通りにやっていけたらいい」。さらなる飛躍を誓った。
【時事通信社】
〔写真説明〕番付表を手に写真撮影に応じる新大関の安青錦=22日、東京都江東区
2025年12月22日 10時45分