久保、W杯イヤーへ決意=「尻すぼみの1年」経て―サッカー



【バルセロナ時事】サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・ソシエダードでプレーする日本代表MF久保建英が苦しいシーズンを送っている。開幕戦でのゴール以降はけがもあって調子が上がらず、20日の年内最終戦でようやく今季2点目を記録。チームも16位と低迷しており、「徐々に尻すぼみな感じになってしまった」と1年を振り返った。

迎える2026年はクラブでの巻き返しに加え、自身2度目のワールドカップ(W杯)出場も大きな目標となる。1次リーグ初戦で対戦する強豪オランダを、「ディフェンスだけで2チームをつくれるくらい、才能あふれる選手がたくさんいる」と警戒。2戦目で当たるチュニジアとは親善試合で対戦しており、「苦手か得意かは関係なく、イメージができる。対策しやすい」と話した。

欧州プレーオフB組の勝者と対戦する1次リーグ最終戦については、「プレーオフを戦っている相手に負けては駄目。僕らは先に(本大会出場を)決めているので、プライドを持って戦いたい」と気構えを明かした。

クラブでも代表でも主力に成長した24歳は、「いい年にしたい。自分が率先してチームを引っ張っていければ」と、W杯イヤーへの決意を口にした。

【時事通信社】 〔写真説明〕レバンテ戦に臨むレアル・ソシエダードの久保(左)=20日、スペイン・バレンシア(EPA時事)

2025年12月23日 12時42分


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