
大相撲初場所(来年1月11日初日)の新番付が発表された22日、新入幕を果たした羽出山が東京都足立区の玉ノ井部屋で記者会見し、番付表を手に「文字は大きくなった。いろいろな方が見つけやすくなった。うれしい」と穏やかに話した。
東洋大出身。194センチの長身を生かした突き押しが武器。今年の初場所での新十両から1年で幕内の座を手にした。「思っていたよりも早かった。2、3年くらいかかると思っていた」と言う。
東京都東村山市出身で、同郷の志村けんさん(故人)は「スーパースター」と憧れる。「肩を並べるくらいの成績を残して、地元に恩返しをしたい」と誓った。
【時事通信社】
〔写真説明〕撮影に応じる新入幕の羽出山(右)と師匠の玉ノ井親方=22日、東京都足立区
2025年12月22日 16時38分