
来年3月のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックのスノーボード日本代表が23日、静岡県裾野市内で雪上練習を公開した。3月の世界選手権バンクドスラロームで初優勝した下肢障害の小須田潤太(オープンハウス)は、スノーボードクロスとの2冠を狙うとし「難しい目標だが、最後までぶらさずに目の前のことに全力で取り組む」と決意を語った。
小須田は、パラリンピック3度目の出場となる小栗大地(SCSK)らと和やかな雰囲気でスタートの練習などを行った。小栗は2種目のメダル獲得を目標に掲げ、女子でスノーボードの日本勢初出場の坂下恵里(三菱オートリース)は「出るだけではなく、いい結果を残したい」と力強く話した。
【時事通信社】
〔写真説明〕パラスノーボード日本代表の公開練習で、競い合う小須田潤太(左)と小栗大地=23日、静岡県裾野市
2025年12月23日 15時20分