町田の黒田監督にけん責=反省なし、口止め工作も―Jリーグ



サッカーJリーグは23日、J1町田ゼルビアの黒田剛監督(55)が選手らに「造反者」などの不適切な発言をしたとして、けん責処分を科したと発表した。パワーハラスメントが認定されずに懲罰を科したのは初めてで、青影宜典執行役員は「パワハラの有無にかかわらず、不適切な発言に関しては許されないと判断した」と厳しく断じた。

リーグなどによると、町田の監督に就任した2023年以降、練習中にコーチを怒鳴る、懇親会でスタッフに対し尊厳を傷つける暴言があったと認定。黒田氏はこれらの行為を基本的に認めず、反省の色も見られなかった。今回の調査過程で、チーム関係者に口止めを図る行為もあった。

町田についてもけん責処分とした。クラブ独自の調査を実施した際、顧問弁護士を同席させて選手らを聴取。真相解明に支障をきたす不備があった。

【時事通信社】 〔写真説明〕黒田剛

Jリーグ町田監督

2025年12月23日 20時13分


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