
カーリングのミラノ・コルティナ五輪最終予選で五輪出場を決めた日本女子のフォルティウスが23日、帰国して東京都内で記者会見した。日本女子として8大会連続の五輪切符をつかみ、スキップの吉村紗也香は「自分たちでバトンをつなぐことができて、ほっとしている」と笑顔で語った。
リードの近江谷杏菜は「一つ一つの戦いの中で成長し続けている実感がある」。五輪最終予選後はカナダで行われた世界ツアー最高峰「グランドスラム」に転戦して4強入り。五輪の1次リーグ初戦で対戦する強豪スウェーデンにも快勝した。
チームが掲げてきた目標は五輪の頂点。セカンドの小谷優奈は「やっとスタートラインに立てた。しっかり勝ち切れるチームになりたい」と決意を新たにし、サードの小野寺佳歩は「最高の準備を重ねて、金メダル獲得に向けて頑張りたい」と語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕帰国会見後に記念撮影に応じるカーリング日本女子の(左から)小林、近江谷、吉村、小谷、小野寺=23日、東京都新宿区
2025年12月23日 21時42分