
【ミラノ時事】国内で冬季競技の有力選手の供給地となるのは、北海道や東北地方、長野県など寒冷地にやや偏る傾向がある。そのためか、夏季競技に比べて兄弟や姉妹がそろって五輪代表になるケースが珍しくない。120人に達したミラノ・コルティナ冬季五輪の日本代表でも、きょうだい選手が目立っている。
アイスホッケー女子は姉妹で3組が代表入りした。ともにスウェーデンのリンシェピングでプレーする人里亜矢可と妹の床秦留可は、姉妹で3大会連続の代表。姉は守備、妹は攻撃の軸となり、日本女子悲願の初メダルを目指す。同じくスウェーデンのチームに所属する志賀葵(モド)と妹の紅音(ルレオ)も、前回の北京五輪に続いてともに代表入り。双子の野呂里桜と妹の莉里(ともにダイシン)は初代表で、伸び盛りの21歳。姉妹とも得点力が期待されている。
フリースタイルスキーでは2組の兄妹が五輪代表になった。モーグル男子の藤木豪心(イマトク)は、兵庫県などで放送されるサンテレビの社員。4歳下の妹日菜(武庫川女大大学院)とともに初の大舞台に立つ。エアリアルには五十嵐晴冬(美深エアフォース)と妹の瑠奈(日体大)が出場。同種目女子では2006年トリノ五輪の逸見佳代以来20年ぶりの代表となった。
スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)は、18年平昌五輪マススタート金メダルの菜那さんを姉に持つ。ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(チームROY)、ノルディック複合の渡部暁斗(北野建設)の他、スノーボードのハーフパイプでは男子の平野歩夢(TOKIOインカラミ)、女子の工藤璃星(同)、冨田せな(宇佐美SC)らのきょうだいも五輪に出場している。
【時事通信社】
〔写真説明〕アイスホッケー女子日本代表の床(現姓・人里)亜矢可(右)と床秦留可=2018年1月30日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナ
〔写真説明〕アイスホッケー女子日本代表の野呂里桜(左)と妹の莉里=2025年12月、北海道苫小牧市
〔写真説明〕アイスホッケー女子日本代表の志賀葵(左)と妹の紅音=2025年2月、北海道・nepiaアイスアリーナ
2026年01月29日 07時08分