
小林陵侑は6位の結果に「悔しいけど、強い人はこの場でも強い。改めて面白い競技だなと再確認した」と、笑みを浮かべながら振り返った。
1回目は131メートルでK点を越えたが11位。ハイレベルな戦いの中で出遅れた。「いい意味で吹っ切れた」という2回目は、全体2番目の138.5メートルをマーク。本来の力を示して巻き返し、「やっと、いい一本が出た」と満足げに語った。
前回大会で銀メダルだったラージヒルに照準を合わせて臨んだ今大会。連覇に挑んだ個人ノーマルヒルに続き、表彰台には届かなかった。それでも、現地入り後に取り組んできた助走姿勢の微調整にようやく正解が出たようで、表情は晴れやかだった。
この4年間は、五輪王者の重圧とも闘ってきた。「僕が表彰台までいけば、もっと盛り上がった。称号はあったけど、もう無くなった。また頑張る」。日本のエースは出直しを誓った。
【時事通信社】
〔写真説明〕ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル、小林陵侑の1回目の飛躍=14日、プレダッツォ
〔写真説明〕ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル、小林陵侑の2回目の飛躍=14日、プレダッツォ
〔写真説明〕ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル、2回目の飛躍を終え、ガッツポーズする小林陵侑=14日、プレダッツォ
2026年02月15日 10時32分