三浦と木原、表現面で成長=高橋成美さんが解説―フィギュアスケート〔ミラノ・コルティナ五輪〕



躍進著しいフィギュアスケート・ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)。7位だった4年前の北京五輪以降、世界大会での表彰台の常連となり、金メダル候補として五輪を迎えた。何が2人を強くしたのか。かつて木原と組み、2014年ソチ五輪のペアに出場した高橋成美さんに解説してもらった。

高橋さんは2人について、「表現力をしっかり入れた中で、さらに難しい技も組み込めるようになった。技術と表現力が両方とも上がってきた」と指摘する。技術面では特にスロージャンプの精度が向上。飛距離が伸び、着氷後に失速しなくなった。「出来栄え点(GOE)の大きな加点につながるし、飛距離があると転倒のリスクも少なくなる」と説明する。

最も成長を感じるのは表現面だという。ペアはまず2人で滑りを合わせることが大前提。そのため、表現を磨くことは後回しになりがちだ。4年前と比べると、技と技のつなぎの部分でも複雑な動きができるようになった。「振り付けや難しいステップを中に組み込むことで、プログラムの隙がどんどんなくなっていった」と語る。

演技終盤まで落ちないスピードは大きな強みで評価も高い。高橋さんは「(採点では)今はとてもスピードが重視されているように感じる。それが三浦、木原組にもマッチしている」と分析し、「自分たちの演技をしたら相当いい結果が出ると思う。他の選手にとらわれず、ベストを尽くすのが最高の作戦」と期待を寄せた。

【時事通信社】 〔写真説明〕フィギュアスケートペア・ショートプログラム(SP)で演技する三浦璃来(右)、木原龍一組=15日、ミラノ郊外 〔写真説明〕グランプリシリーズのNHK杯で演技する高橋成美さん(上)と木原龍一のペア=2014年11月、大阪府門真市(AFP時事)

2026年02月16日 20時33分


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