アンバー・グレンに大歓声=坂本花織、千葉百音は心遣いに感謝―世界フィギュア



【プラハ時事】フィギュアスケートの世界選手権は25日にプラハで開幕して女子ショートプログラム(SP)が行われ、人気と実力を兼ね備えるアンバー・グレン(米国)が3位につけた。

リンクに登場すると会場中からひときわ大きな歓声を浴びた。「観客の皆さんは本当に素晴らしかった。最高の演技とは言えないが、役割は果たせた」。得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はわずかに減点されたが、3回転ループを力強く跳ぶなど持ち味を発揮して期待に応えた。

2月のミラノ・コルティナ五輪はSPのミスが響いて5位。自身は悔しい結果に終わりながら、周囲へ気配りする姿が話題になった。金メダルを逃して涙する坂本花織(シスメックス)を近距離で撮影しようとしたテレビカメラから守り、4位で泣いていた千葉百音(木下グループ)には寄り添って声をかけ続けた。

この日のSP上位3人による記者会見には、グレンに励まされた坂本と千葉も出席した。坂本は「私たちは救われたところがある。彼女の行動は人間として素晴らしい」とたたえた。千葉は「あの時に、よくやったよと言ってもらえたことが心強かった」。立ち直るきっかけになったという。

経験豊富な26歳。その人柄も人気を集める理由になっている。

【時事通信社】 〔写真説明〕女子ショートプログラム(SP)で演技するアンバー・グレン=25日、プラハ(AFP時事)

2026年03月26日 17時14分


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