
W杯を控えて頼もしい守護神が帰ってきた。左手骨折から復帰したGK鈴木彩は昨年10月以来の代表合流。「これからのパフォーマンスで、リハビリ期間にやってきたことが間違っていなかったと証明できればいい」。完全復活へ力を込めた。
昨年11月に相手との接触で負傷し、手術を受けた。「まだ完治はしていない」と明かし、しばらくは痛みとの付き合いが続くという。術後は左手の握力が8キロまで落ちたが、リハビリを重ねて13日にパルマでの実戦復帰にこぎつけた。
左手以外は問題なかったため、すぐにトレーニングも開始。特長でもある足元の技術を磨く時間も多く取れた。「できることはたくさんあったし、やってきた自負がある」。25日の練習でも相手のプレスを一気に打開する鋭いパスを後方から通してみせた。
パルマで復帰後は2試合で6失点。全てGKの責任ではないが、やはり「試合勘」が鈍っているのは否めないという。それでも「日に日に良くなっている感覚はあるので、もっと上げていきたい」。今回の連戦も、感覚を取り戻す貴重な時間になる。
【時事通信社】
〔写真説明〕国際親善試合のスコットランド戦に備え、練習するGK鈴木彩=25日、英グラスゴー近郊
2026年03月26日 18時04分