誹謗中傷抑止へ新プロジェクト=選手尊重の文化を



アスリートに対するSNS上での誹謗(ひぼう)中傷や性的ハラスメントを抑止し、選手が尊重される文化の醸成を目指す新プロジェクト「リスペクション」の始動記者会見が26日、東京都内で開かれた。注目度の高い大会に合わせて企業や団体の協力を仰ぎ、選手が努力する過程に焦点を当てた写真や応援メッセージなどをSNSで拡散する。10月には子供向けのスポーツ大会やシンポジウムを開催予定。

プロジェクト名は「リスペクト(敬意)」と「アクション(行動)」を組み合わせた。青学大陸上部長距離の原晋監督、松本泰介弁護士が共同代表を務め、レスリング男子パリ五輪金メダルの文田健一郎(ミキハウス)、カヌー男子の羽根田卓也(同)ら現役選手も参加。原氏は「リスペクトをカルチャー(文化)へ」「チャレンジする姿勢にエールを」など五つの活動指針を宣言した。

1月の箱根駅伝で総合3連覇を果たした青学大の選手の元にも、心ないメッセージが届くことがあるという。原氏は「スポーツ界だけの問題ではない。誹謗中傷が起こらない文化にしていかないといけない」と訴え、文田は「やめてくださいと言うだけではなくて、尊敬される選手を目指したい」と語った。

【時事通信社】 〔写真説明〕選手への誹謗中傷抑止を目指す新プロジェクトを始動した(左から)谷本歩実氏、松本泰介氏、原晋氏、文田健一郎=26日、東京都千代田区

2026年03月26日 19時14分


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