
首位を快走するヤクルトを支えているのは、安定した投手陣。その勝ち頭、山野が無傷でリーグ単独トップに立つ4勝目を挙げた。山口県出身の左腕は、広島でのお立ち台で「昔はカープファンだったが、これからはヤクルトのために腕を振っていく」と宣言した。
四回を除いて毎回走者を出す苦しい投球。「いつもより球威が出ていなかった。丁寧に」と心掛け、打たせて取る。二回には2死から満塁のピンチを迎えたが、1番平川を146キロの直球で詰まらせ投ゴロに抑えた。六回まで本塁を踏ませず、「無失点で試合をつくれたことがよかった」。
プロ6年目の左腕。常に不安はつきまとっているそうで、「自信が付いている感じではない。試合の時は『自分ならできるでしょ』くらいの勘違いをして投げる」。技術を下支えするのは、そんな心の持ちようだ。
開幕から1カ月足らずで、自己最多だった昨季の5勝まであと1に迫った。「調子に乗らず、謙虚に一日一日を過ごしていきたい」。時に大胆に、時に控えめに。自由自在のメンタルを持つ27歳の快進撃は、どこまで続くのか。
【時事通信社】
〔写真説明〕広島相手に勝利投手となり、池山監督(右)とタッチするヤクルトの山野=22日、マツダスタジアム
2026年04月22日 22時47分