オランダ、1トップは誰に=タレント集団の懸案―サッカーW杯・日本の対戦国を斬る(1)



6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、1次リーグF組の日本はオランダ、チュニジア、スウェーデンと戦う。対戦国の現状を探った。

◇デパイに懸念

日本が初戦で当たるオランダはDF、MFが充実の顔触れである一方、絶対的なストライカーの不在が長く指摘されてきた。

実績では国際Aマッチ通算55得点、過去W杯に2度出場した32歳のデパイ(コリンチャンス)が筆頭。欧州予選では全8試合に出場し、8ゴールを挙げた。昨年9月にはファンペルシー(現フェイエノールト監督)が持っていたオランダ代表歴代最多得点記録を更新。しかし、3月に右太ももを痛めた後、復帰が遅れており、本大会への影響が懸念されている。

3月の二つの強化試合では、サイドが主戦場のマレン(ローマ)と、ブロビー(サンダーランド)が最前線で先発した。冬の移籍でローマ入り後、1トップがはまったマレンは爆発的なスピードが魅力。イタリア1部で後半シーズンだけで二桁得点をマークした。調子を考えれば、1番手になりそうだ。

日本が3月、FWケーン(バイエルン・ミュンヘン)不在のイングランドを破った時、中盤やサイドの選手に立ち位置を流動的に変えられても粘り強く対応して守っていた様子はチェックしているはず。過去オランダに1分け2敗の日本としては、うまく相手ストライカーを孤立させたいところだ。

デパイの他にDFティンベル(アーセナル)の状態も不透明で、オランダ協会は25日に予定していたメンバー発表を27日に変更した。クーマン監督の悩ましさが伝わった。

【時事通信社】 〔写真説明〕エクアドルとの国際親善試合で、得点を喜ぶオランダのマレン(左)とハクポ=3月、オランダ・アイントホーフェン(AFP時事)

2026年05月22日 07時08分


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