中村俊輔コーチ、W杯へ=選手では悔しさ味わう―サッカー日本代表



サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に出場する日本代表に、中村俊輔コーチ(47)が加わった。選手としては背番号10を着け、2大会に出場した大舞台へ向け「W杯は楽しみでありつつ責任が重大。プレッシャーや不安もある」と心境を語った。

現役最後にプレーした横浜Cでコーチを務め、昨年限りで退団。今年3月、解説者として日本代表の英国遠征に足を運んだ。歴史的初勝利を挙げたイングランド戦後に、森保監督から食事の場で誘いを受け、「微々たる力だが、代表のために何かできないかという心境に変わっていった」と就任を決めた。

左足のキックでサポーターを魅了した現役時代。「代表が一番価値のあるものだと思っていた。クラブでいいプレーをするのも代表のためだった」と人一倍の強い思いを持っていた。

ただ、W杯では悔しさを味わった。2002年日韓大会は代表メンバーから落選。06年はチームが惨敗し、10年は大会直前で控えに回った。「W杯でうまくいかなかったから、サッカー人生がいいものではなかったというふうにはならなかった。積み上げた準備が大事。終わってみたら、そう感じる」

豊富な経験を生かし、攻撃を中心に全体のサポートに回る。「世界で戦っている選手たちの言葉は自信があふれている。僕らの時より基準が高くなっている」と日本サッカーの成長も実感。チームのため、役割を全うする意気だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕取材に応じるサッカー日本代表の中村俊輔コーチ=17日、千葉市 〔写真説明〕スコットランド代表の練習を見学した中村俊輔氏=3月27日、英国・グラスゴー(AFP時事)

2026年05月22日 05時08分


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