共に進化、好勝負期待=井上拓、那須川が再戦―ボクシング



世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチは27日にトヨタアリーナ東京で行われ、王者の井上拓真(大橋)と挑戦者の那須川天心(帝拳)が対戦する。昨年11月の王座決定戦で井上拓が判定勝ちして以来の再戦。今回も王者が優勢とみられるが、この10カ月で那須川も長足の進歩を遂げている。

前回は序盤こそ那須川が押し込んだものの、間合いをつかんだ井上拓が多彩な攻めで盛り返し、ジャッジ3人に支持された。井上拓は今年5月、5階級制覇を狙った井岡一翔(志成)を3―0の判定で退け初防衛。防御技術がより洗練され、駆け引きでも老練な井岡を手玉に取る快勝だった。那須川戦でもポイントで優勢の展開になれば難なく逃げ切れるだろう。

初黒星を喫した那須川は、4月の再起戦で元世界王者のフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)にTKO勝ち。ボディーブローで相手に大きなダメージを与えるなど接近戦が磨かれた。いなしのうまい井上拓のリズムをいかに狂わせられるかがカギになる。

戦績は井上拓が22勝(5KO)2敗、那須川が8勝(3KO)1敗。王者は「自分にしかできないボクシング、打たせないで打つというのをつくり上げる」と自信をのぞかせ、那須川は「強い選手に挑むというのが僕の格闘技人生」と決意を示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕WBCバンタム級王座決定戦の9回、打ち合う井上拓真(左)と那須川天心=2025年11月24日、トヨタアリーナ東京

2026年09月25日 06時56分


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