昨年1月の初場所中に引退した大相撲の元幕内荒鷲(34)=本名エレヘバヤル・ドゥルゴーン、モンゴル出身、峰崎部屋=の断髪式が23日、東京・両国国技館で行われ、横綱鶴竜や師匠の峰崎親方(元幕内三杉磯)らがはさみを入れた。
同じ2002年九州場所で初土俵を踏んだ鳴戸親方(元大関琴欧洲)も訪れ、荒鷲は「同期生はやっぱり違う。うれしい」と笑顔。相撲協会を離れたが、今後も日本で暮らす予定で「今まで学んだことを生かしていきたい」と話した。
【時事通信社】
〔写真説明〕横綱鶴竜(右)からはさみを入れてもらう元幕内荒鷲(中央)=23日、東京・両国国技館(代表撮影)
2021年02月23日 18時32分