50年の世界石油需要、拡大を予想=米国など政策転換影響―OPEC



【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)は10日公表した2025年の世界石油見通しで、50年の世界の石油需要が日量1億2290万バレルに拡大すると予測した。昨年の予測から280万バレルの引き上げ。米国や欧州の一部で見られる再生可能エネルギーを重視する政策からの転換が需要に影響を及ぼしているとし、石油需要のピークは当面見通せないと分析した。

一方、29年まで今後4年間の需要見通しは引き下げ。経済成長の鈍化や電気自動車(EV)などエネルギー転換が進む中国の需要低下を反映した。

【時事通信社】

2025年07月11日 07時37分

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