水産物輸入規制の撤廃要請=小泉農水相、韓国外相と初会談



【仁川時事】小泉進次郎農林水産相は11日、ソウルの韓国外務省で趙顕外相と約30分間会談した。韓国は東京電力福島第1原発事故を受け、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の8県からの水産物の輸入を停止している。小泉氏は日本産水産物の安全性を強調し、輸入規制の早期撤廃を求めた。

小泉氏は記者団に「昨年、日韓間の往来者数は過去最高を記録し、多くの訪日観光客が日本の安全でおいしい食品を楽しんでいる。日本産食品への信頼は十分に回復している」と述べ、関係省庁間で規制撤廃に向けた協議を継続する考えを示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕韓国の趙顕外相(右)と握手する小泉進次郎農水相=11日、ソウル 〔写真説明〕韓国の趙顕外相(右)と会談する小泉進次郎農水相=11日、ソウル

2025年08月12日 08時05分


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