【ワシントン時事】米労働省が12日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇した。伸び率は前月と同水準で、市場予想(2.8%)を下回った。
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は3.1%上昇と、前月から拡大。トランプ政権の高関税政策による物価上昇圧力の根強さが示された。
項目別では、ガソリンが9.5%の大幅低下。一方、中古車は4.8%上昇するなどモノの値上がり傾向がうかがえた。サービス価格(エネルギー関連を除く)は3.6%上昇だった。
【時事通信社】
2025年08月13日 18時02分
economy