
13日午前の東京株式市場で、日経平均株価は初めて4万3000円を上回り、取引時間中としての史上最高値を連日で更新した。前日の米国株上昇を好感した買いが先行し、上げ幅は一時、前日比600円を超えた。午前の終値は582円90銭高の4万3301円07銭。東証株価指数(TOPIX)も取引時間中の最高値を更新した。
12日に公表された7月の米消費者物価指数(CPI)がおおむね事前予想通りとなり、米国市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ期待が継続。投資家心理が上向き、米主要株価指数がそろって上昇した。これを受け、東京市場でも朝方から半導体や人工知能(AI)関連株を中心に、幅広い銘柄に買いが入った。
【時事通信社】
〔写真説明〕初めて4万3000円台を付けた日経平均株価を示すモニター=13日午前、東京都中央区
〔写真説明〕東京証券取引所のマーケットセンター=東京都中央区
2025年08月13日 13時01分