【ワシントン時事】米商務省が23日発表した7~9月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比4.3%増加した。伸びは前期(3.8%)からさらに加速し、市場予想(3.2%増)も大きく上回った。米経済の力強い成長が浮き彫りとなった。
GDPの7割を占める個人消費は3.5%増(前期は2.5%増)と、全体の伸びをけん引。輸出も8.8%増(1.8%減)と堅調で、成長を押し上げた。
一方、設備投資は2.8%増(7.3%増)に減速。住宅投資は5.1%減(5.1%減)と、3期連続でマイナスとなった。
7~9月期のGDP公表は、史上最長の43日間に及んだ政府機関の一部閉鎖の影響で遅れていた。
【時事通信社】
2025年12月23日 23時09分
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