
【ベローナ時事】イタリア北部の複数都市で分散開催されたミラノ・コルティナ五輪は22日、ベローナで閉会式が行われ、閉幕した。国際オリンピック委員会(IOC)のコベントリー会長が閉会を宣言し、ミラノとコルティナダンペッツォの2カ所に置かれた聖火が消えた。大会は四つの会場群を設けるこれまでにない運営方法で、大きな混乱はなかった。
ミラノ・サンシーロ五輪競技場での開会式で幕を開けた大会は8競技116種目が行われ、90以上の国と地域から約2900人が参加した。日本選手は121人で、獲得したメダルは金5、銀7、銅12の計24個。冬季五輪で過去最多だった前回北京大会の18個を大幅に上回った。国・地域別の獲得数では5番目。
ウクライナに侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手は「個人の中立選手(AIN)」として出場。開会式は参加を認められなかったが、閉会式への出席は許可された。大会中は、スケルトン男子のウクライナ選手が侵攻で犠牲になった人々の写真をあしらったヘルメットを競技で着用しようとして失格になるなど、暗い影を落とした。
次回2030年大会はフランス・アルプス地方が舞台で、再び分散開催される。閉会式ではオリンピック旗を引き継ぐセレモニーが行われた。
障害のある選手によるスポーツの祭典、ミラノ・コルティナ・パラリンピックは3月6~15日に行われる。
【時事通信社】
〔写真説明〕閉会式で入場する各国の選手団=22日、ベローナ(EPA時事)
〔写真説明〕閉会式に入場する日本選手団=22日、ベローナ
〔写真説明〕明かりが消えた「平和の門」の聖火台=22日、ミラノ
〔写真説明〕閉会式で披露されたアトラクション=22日、ベローナ
2026年02月23日 12時25分