
参院は26日、高市早苗首相の施政方針演説に対する2日目の代表質問を行った。首相は就職氷河期世代の支援策に関し「今年度内を目途に新たな支援プログラムを取りまとめる」と述べた。旧姓の通称使用の法制化について実現に意欲を示した。
首相は氷河期世代について「将来も含め生活に不安を抱えている方の割合が他の世代と比べて高い傾向にある」と指摘。従来の就労・処遇改善支援に加え、新たな柱として家計改善、資産形成や住宅確保などの高齢期を見据えた支援を進める考えを示した。国民民主党の川合孝典参院幹事長への答弁。
旧姓使用の法制化に関しては「婚姻等による氏の変更によって、社会生活で不便や不利益を感じる方を減らすことができる」と意義を強調した。公明党の竹谷とし子代表への答弁。
裁量労働制見直しなど労働規制改革を巡り、首相は「労働生産性を高めつつ、心身の健康維持を前提に柔軟で多様な働き方ができるようにし、労働参加を進めることが重要だ」と語った。2026年度予算案の今年度内成立を目指す考えも重ねて示した。
参政党の神谷宗幣代表は外国人労働者の受け入れを疑問視。首相は「人口減少に伴う人手不足の状況で、外国人を将来の労働力人口の一部として考えるべき分野があることは否定できない事実だ」と必要性を訴えた。
【時事通信社】
〔写真説明〕参院本会議で、国民民主党の川合孝典参院幹事長の代表質問に答える高市早苗首相=26日午前、国会内
2026年02月26日 18時02分