イランが米国に回答=トランプ氏「受け入れられない」―核問題棚上げか



【ワシントン、カイロ時事】国営イラン通信(IRNA)は10日、イランとの戦闘終結に向けて米国が示した提案に対し、イランが仲介国パキスタンを通じて回答したと報じた。トランプ米大統領は同日、SNSで、回答を読んだとした上で「まったく受け入れられない」と反発した。

米提案は、戦闘終結に関する覚書を交わした後に、核問題を含めた最終合意に向けて30日間の交渉を行う内容とされる。トランプ氏は合意に至らなければ、「以前よりも激しい爆撃が始まる」と述べ、攻撃再開を警告していた。

イランメディアによると、同国外務省報道官は11日の記者会見で、「われわれの要求は正当だ」と強調。戦闘終結や米国によるイラン港湾に対する海上封鎖の停止、資産凍結の解除に加え、イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラの交戦が続くレバノンを含む地域の安全確保も求めていると明らかにした。

報道官は、現在は戦闘終結に向けた協議に集中しているとした上で、核開発の問題は「後で議論される」と述べ、棚上げする意向を示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕トランプ米大統領=8日、ワシントン(EPA時事)

2026年05月12日 08時15分


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