
【ワシントン、カイロ時事】トランプ米大統領は27日、「(イランと)良い対話を行っている」と述べ、戦闘終結の交渉進展に楽観的な見通しを示した。一方で、外交が失敗すれば24日以降停止している攻撃を再開するとけん制した。大統領専用機内で記者団に語った。
警告していた大規模攻撃を見送った背景には迎撃ミサイルの弾薬不足があると報じられているが、トランプ氏は「多くの弾薬を保有している。何があっても使い切れないぐらいある」と反論した。
米ニュースサイト「アクシオス」によると、現在行われている交渉は、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放と包括的な核問題の協議再開が焦点。主にイランと仲介国オマーンの間で協議が行われている。カタール、パキスタン、エジプトが関与し、ウィトコフ米中東担当特使やトランプ氏の娘婿クシュナー氏も加わっているという。
イラン国営テレビは28日、アラグチ外相が27日にオマーン、サウジアラビア両国の外相と相次いで電話会談したと報じた。会談では各外相が「ホルムズ海峡での不安定な状況を解消するため、協力を強化し、外交を推進する必要性を強調した」という。ロイター通信によると、オマーンはイランに対し、海峡通航者からの自主的な資金拠出を含む共同管理体制について提案を行った。
【時事通信社】
〔写真説明〕27日、大統領専用機内で記者団に語るトランプ米大統領(AFP時事)
2026年07月28日 18時19分