トランプ氏、大規模攻撃を検討=停戦提案もイラン拒否か―フーシ派船舶攻撃に警告



【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、米ニュースサイト「アクシオス」の取材に、イランに対して大規模攻撃を再開するかどうか検討していると語った。トランプ氏は「イランは交渉をまとめる用意ができていない」と批判しており、圧力をさらに強化して譲歩を迫る狙いがあるとみられる。

米紙ニューヨーク・タイムズによれば、イランは23日、トランプ氏がイラクのザイディ首相を通じて伝えた停戦提案を拒否した。トランプ氏はアクシオスに「決断に近づいている」と述べ、2月末に開始し、4月に一時停戦に至った攻撃よりも規模を拡大した作戦に踏み切る可能性がある。

米軍は現在、13日連続でイラン攻撃を行っている。原油輸送の要衝ホルムズ海峡での商船攻撃の能力低下を目指し、無人機やミサイルの格納庫などが対象になってきた。トランプ氏は最近、発電所や橋のほか、地下核施設があるとされる中部ピックアックス山周辺に攻撃を拡大すると警告していた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米軍はトランプ氏がより強力な軍事的選択肢を選べるようにするため、部隊や医療要員、兵器を中東地域に増派している。特殊部隊も派遣されたほか、B1戦略爆撃機も作戦に備えて待機しているという。

また、トランプ氏は23日、SNSで、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアの船舶2隻を攻撃したと指摘。「再び同様の行動を取れば、イランに責任を負わせる」と述べ、フーシ派だけでなく、イランにも「軍事的懲罰」を加えると警告した。

【時事通信社】 〔写真説明〕トランプ米大統領=23日、ワシントン(EPA時事) 〔写真説明〕トランプ米大統領=23日、ワシントン(AFP時事)

2026年07月24日 15時58分


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