米景気「控えめに拡大」=K字型回復が鮮明―FRB報告



【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は21日公表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)で、「景気が控えめに拡大している」との認識を示した。業種により明暗が分かれる「K字型回復」の傾向が鮮明になっている様子がうかがえる内容となった。

金利低下で住宅市場が堅調だったほか、製造業も緩やかな持ち直しが続いた。半面、新型コロナウイルス流行でオフィス需要が落ち込んだ商業用不動産は、多くの地区で悪化。個人消費は拡大が継続したが、一部で小売りの伸び悩みが報告された。

【時事通信社】

2020年10月22日 08時28分

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