中国恒大、債務再編協議へ=広東省政府が監督団派遣



【北京時事】経営危機に陥っている不動産開発大手の中国恒大集団は4日までに、国外債権者と債務再編に向けた協議に入ると明らかにした。また、広東省政府は恒大に監督チームを派遣すると発表。恒大の経営監督など関与を強め、危機の影響が広がる事態を回避する考えだ。

恒大は3日、債権者から米ドル建て2億6000万ドル(約290億円)の債務保証義務の履行を要求する通知を受け取ったと公表。支払いの前倒しを求められる可能性があるという。債権者と債務再編の協議に入るが、中国メディアによると、要求に応じられなければデフォルト(債務不履行)になる恐れがある。

【時事通信社】 〔写真説明〕中国不動産開発大手、中国恒大集団のビル=9月、上海(AFP時事)

2021年12月04日 11時39分


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