AI・データで協力深化=米西部で子会社会合―住友生命



【ベルビュー(米ワシントン州)時事】住友生命保険は15、16の両日、米西部ワシントン州ベルビューで海外完全子会社2社を集めた会合を開いた。各社の強みを生かし、人工知能(AI)の活用とデータ分析、アセットマネジメントの分野で重点的に協力関係を深めることを掲げた共同声明の原案をまとめた。今後策定する2026年度からの新中期経営計画にも反映させる。

会合は「3Sサミット」と題し、住友生命の高田幸徳社長のほか、個人年金分野に強い米シメトラ、デジタル技術を活用した保険販売で先行するシンガポールのシングライフ両社のトップらが一堂に会した。国際経済や新技術などで変化の激しい事業環境を踏まえ、3社が連携し、経営の敏しょう性を高めていくことで一致。声明では、実現に向け、AIなどの分野で各社が培った技術や知見を共有し、協力関係を深めることを掲げた。

〔写真説明〕海外子会社のトップらを集めた会合に出席した住友生命保険の高田幸徳社長(中央)=16日、米ワシントン州ベルビュー

2025年10月21日 07時58分


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