東京株、一時5万円に迫る=新首相に期待、午後は利益確定売りも



21日の東京株式市場は、高市早苗首相誕生による積極財政への期待感などから買いが先行。日経平均株価は午前中に一時前日比700円超上昇し、初の5万円に迫った。しかし、午後に入ると利益確定の売りが出て、急速に伸び悩んだ。日経平均は130円56銭高の4万9316円06銭と過去最高値を更新して終わったものの、上昇率は0.3%にとどまった。

午前中の東京市場は、高市氏への政策期待から急上昇した前日の流れを引き継ぎ、株式先物や大型株に買いが入ったことで、相場全体が押し上げられた。20日の米国株が、閉鎖されている一部の政府機関の早期再開観測などを背景に上昇したことも追い風となった。

〔写真説明〕史上最高値となった前日の終値を上回る日経平均株価を表示する東京証券取引所のモニター=21日午前、東京都中央区

2025年10月21日 18時06分


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