
片山さつき財務相は21日の閣議後記者会見で、急速な円安進行について「過度な変動や無秩序な動きには、日米財務相共同声明の考え方を踏まえ、必要に応じて適切な対応を取る」と述べ、為替介入も「当然考えられる」と投機的な動きをけん制した。
片山氏は「足元の動きは非常に一方的で急激であると憂慮している」と強調した。9月の日米財務相共同声明では、介入について「過度の変動や無秩序な動きに対処するためのものに留保されるべきことで一致した」と明記されている。
〔写真説明〕片山さつき財務相=19日、東京都港区
2025年11月21日 13時32分