政府、ラピダスに1000億円出資=黄金株保有、31年度上場を計画



経済産業省は21日、次世代半導体の量産に取り組むラピダス(東京)に1000億円の出資を行うことを決めた。筆頭株主となる他、取締役選任など重要な経営事項に拒否権を行使できる「黄金株」を保有する。同社が事業計画で、2031年度の株式上場を目指す方針を示したことも明らかになった。

独立行政法人「情報処理推進機構(IPA)」を通じて出資する。赤沢亮正経産相は同日の閣議後記者会見で、「国益のために必ず成功させなければならない国家的プロジェクトだ」と支援の意義を強調した。ラピダスに民間出資を呼び込むには、財務を強化する必要があった。

2025年11月21日 21時10分

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