クラウド向け新型ＣＰＵ発表＝米アマゾン
【ラスベガス時事】米アマゾン・ドット・コムのクラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス（ＡＷＳ）は４日、同社のクラウドサービス向けの新たなＣＰＵ（中央演算処理装置）「グラビトン５」を発表した。頭脳に当たるコアを従来の倍に増やしており、このＣＰＵを使ったクラウドの仮想サーバーはこれまでより処理性能が２０％高まっているという。
米西部ネバダ州ラスベガスで開いている技術イベントで発表した。ＣＰＵ内部の通信速度を上げたり、情報を一時的に保存するメモリーの容量を大きくしたりすることでも処理の高速化を図っている。既に一部の顧客に向けた先行提供を開始しており、米民泊仲介大手エアビーアンドビーのシステムでは処理が２５％高速化したという。
2025年12月05日 18時41分
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